弥彦村の田畑は、神社のある弥彦山の麓に広がっています。
50年以上続く枝豆栽培や丘陵地を活用したぶどう栽培など、弥彦村の土地の特性を活かした様々な農業を行っています。
弥彦村は、新潟県のほぼ中央部の日本海側に位置し、西は霊峰弥彦山(634m)を隔てて新潟市・長岡市と接し、東南は燕市、北は新潟市とそれぞれ肥沃な穀倉地帯と隣接しています。
古く神代(かみよ)の時代、天照大神(あまてらすおおみかみ)の曾孫の天香山命(あめのかごやまのみこと)が、日本海を渡り、弥彦山西側にあたる野積海岸(現長岡市)に上陸され、住民に海水から塩を作る方法や、網や釣針を使った漁法を教え、その後この弥彦の地に鎮座され、農耕技術など様々な産業の基礎を授けたと伝えられています。
命の去った後も、その子孫六代にわたって越後文化の基礎が作り上げられていったことから、天香山命をご祭神としている越後一の宮「彌彦神社」は、万葉の昔から「おやひこさま」の愛称で広く民衆から愛され、崇拝されてきました。
このため弥彦村は「越後文化発祥の地」と言われ、彌彦神社の門前町として、また北国街道の宿場町として人々が行きかい、賑わいのある町として栄えてきました。
弥彦村は、日本海を背に弥彦山がそびえています。
そのため夕方になると弥彦山が日差しをさえぎり、田畑を有害な紫外線から守ります。同時に夕方から夜にかけて早く気温が下がるため、気温が高いことで農作物が受けるダメージを減らすことができるのです。
このことから、弥彦村産の農産物は品質・味ともに優れたものとして古くから評価されてきました。
弥彦村では、持続可能な循環型農業を実践すべく、1998年から地元JA(現・JA新潟かがやき)と連携し、有機栽培米や減農薬減化学肥料栽培米の生産に取り組んできました。
籾殻や枝豆残渣(ざんさ)など地域の有機質資源を有効活用し確かな土づくりに取り組むとともに、見た目よく高栄養価でおいしい農産物を安定的に生産していくことで「伊彌彦」ブランドのさらなる展開を目指しています。
弥彦村では、日本国内の食生活の多様化や人口減少などの要因により、米の消費量が年々低下しています。
その中で、米依存型の農業の脱却と地元の特産物である枝豆の生産の強化を図るべく、令和3年度より枝豆専用収穫コンバインを導入、令和4年から本格的に枝豆選果場が稼働しています。
これにより収穫から出荷までの機械化による人的労力の軽減と、出荷時の品質の均一化が可能となりました。
特に選果場については、最新の技術を取り入れ、洗浄から色彩選別機によるクオリテイの高い選別が可能となり、安定した品質の商品供給が可能となっています。
新潟に稲作を広めたのは彌彦の神様でした。
2016年に販売を開始した、伊彌彦ブランド第一弾。弥彦村の農家が生産した特別栽培米コシヒカリです。
「伊彌彦(いやひこ)」という名称は一般公募で決定しました。
古くから彌彦神社の愛称として親しまれている「伊彌彦(いやひこ)」をさずかり、ブランドコンセプト「神の米」を表現することで日本全国に多くのファンを獲得することに成功しています。
夕日に照らされ、神々しくそびえる弥彦山。麓に広がる田園風景。自然豊かな土地で作られた「伊彌彦米(いやひこまい)」。農薬・化学肥料を50%以上減らして生産している特別栽培米コシヒカリです。
弥彦村の気候はお米を育むのに適しています。お米が育つ夏の時期、日本海に夕日が沈む頃に弥彦山がいち早く影を作るので、ほどよい寒暖差が生まれます。
また弥彦村を含む「にしかん」地域ではよく風が吹きます。
風が吹くと常に稲が動くことになるので、空気がこもらず、お米が病気になりにくいのです。
このような気候に恵まれた地域ですが、一層おいしいお米を育てていくために、地元堆肥を使用した地力向上に努めています。
平成29年度より、JGAP認証を取得しております。
令和4年産より、肥料は豚糞堆肥を主体とし、化学肥料(窒素成分)を5割削減しており、化学合成農薬(使用回数)は5割削減しております。
毎年、試行錯誤を重ねており、現在の温暖化に合わせた栽培を取り入れ、究極の米づくりを目指しています。
伊彌彦米(いやひこまい) 特別栽培こしひかり
伊彌彦米(いやひこまい)は、農薬・化学肥料を50%以上減らして栽培したコシヒカリになりますが、私たちの栽培方法は、肥料は豚糞堆肥を主体とし、化学肥料(窒素成分)を5割削減し、化学合成農薬(使用回数)は5割削減して栽培にこだわった特別栽培米こしひかりです。
ふるさと納税「さとふるサイト」で掲載されたことから、全国各地へ発送するようになりました。
また、平成30年には新嘗祭向けの皇室献上米として納めました。また、ANA国際線ビジネスクラス機内食にも選ばれたことで、ブランド米としての地位を確立しつつあります。
知名度は年々増えてきています。
伊彌彦米(いやひこまい)の特徴は、強い旨みと粘りです。それだけではなく、香りやツヤ、炊き上がりの美しさ、歯ごたえの柔らかさなど、どれをとっても優れています。
また、冷めても美味しいお米です。塩むすびにして、召し上がっていただくと、より一層美味しさが引き立ちます。
伊彌彦米 零(無農薬・化学肥料不使用)
弥彦村の農家が生産する特別栽培米コシヒカリ「伊彌彦米(いやひこまい)」。
「伊彌彦米 零(いやひこまいぜろ)」は、そんな伊彌彦米の中でも特別なお米です。名前の通り「零」にこだわって、農薬・化学肥料を使用せずに栽培しております。
伊彌彦米 零(いやひこまいぜろ)は、香り・ツヤ・粘り・弾力のバランスが抜群です。弾力のあるもっちり食感で、噛めば噛むほど強くなる甘みを楽しめます。
弥彦村の豊かな自然の恵みと、お米のプロの農家の皆さんの手間暇を惜しまずに大切に育てたお米は、まさに「究極の伊彌彦米(いやひこまい)」と呼ぶにふさわしいでしょう。
お世話になっている方や、大切な方への感謝のしるしとしてもぴったりの商品です。
【伊彌彦米PR動画】
@namonakiuchimeshi 新潟の美味しいお米食べたーい? #美味しいご飯 #おいしいものを食べよう #美味しい食べ物 #お米大好き #新潟グルメ ♬ オリジナル楽曲 – 名もなき家飯
古い歴史をもつ、越後発祥の地とも言われる弥彦村。新潟県の稲作発祥の地とも言われています。そこで長年にわたり栽培されてきた「伊彌彦米(いやひこまい)」
農家の努力の結晶とも言える、安心安全な「伊彌彦米(いやひこまい)」、更に農薬・化学肥料が0%の「伊彌彦米零(いやひこまいぜろ)」。
他では味わえない至高の美味しさを、ぜひ一度お試しください。